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Little Riddle(金属装身具・道具)

Q1
Little Riddleは都内で制作を行う喜谷かおるさんのブランド。
「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?

A1
「工房からの風」では、主にシルバーを使ったジュエリーと、真鍮を使った日用品を出品します。

シルバーのジュエリーについては、ここぞというときに着けるものというより、日常の暮らしの中で何気なく身に着けるような、シンプルでデイリーユースなものを中心にお持ちします。
華やかなジュエリーは心躍りますが、年齢が上がるとともに、シンプルなものをその時々でコーディネートして着ける方が自分らしさを無理なく出せると感じるようになりました。
また、性別やピアスホールの有無関係なく着けられるジュエリーを提案していく中で、自分自身もよりコーディネートを楽しめるようになったので、その楽しみをイベントでお伝えできればと思います。

真鍮の日用品は、ジュエリー以上に男女関係なく暮らしの中に取り込んでいけるものを提案したいと思い、2018年からスタートしました。
インダストリアルのようなシンプルな形状の中に、クラフトの個性が感じられるアイテムを製作しています。

また、自分の中で「こうだったら便利だな」と思うような機能を持たせたアイテムも多くあります。その中でも、本を読んでいる間も指に引っ掛けておけるしおりは、本が好きな人ならわかっていただける便利なアイテムで、リピートで購入してくださる方、本が好きな方へのギフトにされる方も多くいらっしゃいます。

インテリアコーディネーターでもあることから、インテリアの中に取り入れられる花器やスタンドミラーなども展開しています。
最近では、ドリッパーやメジャースプーンなど、コーヒー関連のアイテムも充実してきました。

ジュエリーも日用品も、ふだんの暮らしの中にさらっと取り入れていただければと思います。

Q2
工房で大切な、あるいは象徴的な、あるいはストーリーのある「道具」について1点教えてください。

A2
一番重要な道具は、自作の彫金の作業台です。

彫金には「彫金机」という専用の作業台が使われることが多いのですが、美大や専門学校で彫金を学んでいない私は彫金の道具を揃えるのも手探りで、とても彫金机を用意するところまで回りませんでした。
しかし一般の机の高さは彫金には低すぎて作業がしづらかったため、板を買ってきて組み立て、使っているワークデスクの上に置ける作業台を作りました。
糸鋸などの作業に使うすり板を付け、下には切り粉を受けられるトレイを置き、内部には端材入れや手元で使う工具などをセットしています。

上に金床を置いて金属をがんがん叩きますが、ハードユーズにもよく耐えてくれています。自宅でワークショップをする際にも、作業部屋から持ち運べるので便利です。
これなくしては今のように仕事はできませんでした。私らしくもあり、また、私の仕事を支えてくれる相棒のような存在でもある道具です。

クールでスマート。
Little Riddleの装身具や暮らしの道具は、凜!とアンテナに響く方がいらっしゃいますね。
コルトン広場、スペイン階段前のブースで、身体に当てて見られたり、日々の中に置いてみたシーンを想像したりして見ていただければと思います。

Little Riddleさんのホームページはこちらになります。
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